南木堂南木堂

この日、解き放たれし子は

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摂津国池田荘を支配する池田家。三人の兄を差し置いて池田家の嫡男となった多聞丸は、なぜ自分が跡取りになったのかと思い悩んでいた。父・池田教依(のりより)はお前でなければならないと言うが、詳しい説明をしようとしない。我慢の限界に達した多聞丸は、ついに独り、城を出ることを決意する。折しも、摂津国では幕府方と吉野方の争いが起こり、池田荘の近隣でも戦が起きていた。家出をした多聞丸が迷いこんだのは、敵である吉野方の大将、楠木正儀(まさのり)の陣営であった。「人間正成の最期」に連なる、激動の南北朝時代末期を、一人の少年の目を通して描く歴史小説。 文庫本、参考資料掲載あり。 第七回文学フリマ福岡にて出品した作品です。サンプルはこちら https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16276587

摂津国池田荘を支配する池田家。三人の兄を差し置いて池田家の嫡男となった多聞丸は、なぜ自分が跡取りになったのかと思い悩んでいた。父・池田教依(のりより)はお前でなければならないと言うが、詳しい説明をしようとしない。我慢の限界に達した多聞丸は、ついに独り、城を出ることを決意する。折しも、摂津国では幕府方と吉野方の争いが起こり、池田荘の近隣でも戦が起きていた。家出をした多聞丸が迷いこんだのは、敵である吉野方の大将、楠木正儀(まさのり)の陣営であった。「人間正成の最期」に連なる、激動の南北朝時代末期を、一人の少年の目を通して描く歴史小説。 文庫本、参考資料掲載あり。 第七回文学フリマ福岡にて出品した作品です。サンプルはこちら https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16276587